【AFC U-23アジアカップ】U-23日本代表 1-0 U-23中国代表(日本時間4月16日/ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム)
画面越しでも痛みが伝わってくる危険なプレーだった。U-23日本代表のMF松木玖生がU-23中国代表の選手に深いタックルで削られると、その勢いのまま顔面が相手の膝の上に落下。2連続で受けた大きなダメージに、ファンからは心配と怒りの声が寄せられた。
U-23日本代表は8分に松木がゴールを決めて先制に成功。17分にDF西尾隆矢が報復エルボーで一発レッドカードを食らう苦しい展開となったが、松木を中心になんとか踏ん張っていた。
そんな中、松木が26分にU-23中国代表のMFジャ・フェイファンに足下を削られた。足下をえぐるような深いタックルだったため、大きくバランスを崩してしまったレフティーは、そのままピッチに倒れこんだ。
この時点で大きなダメージを受けているのだが、その先に待ち構えていたのがジャ・フェイファンの膝だった。顔面が相手の膝に崩れ落ちるように落下すると、これが頭部を思い切り強打する危険なプレーに。ファウルの判定を受けて、すぐにメディカル班がピッチ内に入って松木の状況を確認する事態へと発展した。なお、このプレーで松木を削ったジャ・フェイファンにはイエローカードが提示されている。
この危険なプレーに対してファンからは、「松木玖生の顔面が、大丈夫か?」「うちの松木に何するんだ!」「足狩られてるし、顔に膝入るし」「顔に膝入ってる」「骨折してないかな松木」と、心配と怒りの声が多数寄せられた。
場合によっては脳震盪などの症状が出てもおかしくない危険なプレーだったが、幸いにも大事に至らず、松木はフル出場を果たした。なお、U-23日本代表は松木の1点を守り切って大会初戦を白星で飾っている。
(ABEMA de DAZN/AFC U-23アジアカップ)