【スーパーGT】第1戦(決勝4月14日/岡山国際サーキット)
GT500クラスに引けを取らない爆音と大迫力のスタートダッシュで始まったGT300クラスでは、レース1周目からいきなりインコースを争う激しいバトルが発生。接触を受けた22号車のAMGがスピンし、グラベルにコースアウトする波乱の幕開けとなった。
【映像】AMGが突如スピン!直前にあった“僅かな接触”の瞬間
4月14日、岡山国際サーキットで開幕した2024年のスーパーGT 第1戦決勝。GT300クラスは、ホンダのNSX GT3、日産GT-R、トヨタGRスープラ GTとGR86 GTなどの国産車種をはじめ、BMW M4、AMG GT3、アストンマーチンVantage GT3など国内外の多種多様な車両が26台も参戦するなか、一斉にスタートした。
レースは早速1周目、“アトウッドカーブ”と呼ばれる序盤のコーナーにてヒートアップの様相を見せる。
NILZZ Racing(#48 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R)が、前方を走っていたR’Qs MOTOR SPORTS(#22 AMG GT3)とインコースを争い接触。僅かな差を競い合うバトルの末、48号車が22号車を押しのけながら見事オーバーテイクに成功した。
48号車は、最終的に24位でフィニッシュ。結果こそ振るわなかったものの、ファンの中では「脱毛成功」「脱毛と接触しましたは笑う」「パワーワードだろ」と今回のレースで一躍注目の存在となった。
一方で、後部を追突された22号車は、そのまま半回転スピンし、コース外のランオフエリアに敷かれたグラベルへ押し出されてしまう。これにより車両の足が取られ、大幅なタイムロスが生じた。大きく出遅れてしまったが、なんとかコースに復帰。その後は安定感を見せたが、25位で完走と悔しい結果に終わった。
(ABEMA『ABEMA SUPER GT ダイジェスト』/(C)GTアソシエイション)