息ぴったりのニンニン三人衆は“卒業”だ。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2024」は、今大会からより厳選された11人のリーダーがドラフト会議に出席、エントリーチームと合わせて計12チームで戦う。稲葉陽八段(35)は、出口若武六段(28)と服部慎一郎六段(24)という勢いのある若手と2年連続で同じチームを組み、前々回は優勝、前回も準優勝と大活躍した。ファンからすれば、3年連続で同一メンバーになるかが注目だったが、ドラフト会議を前に「今年は全く違うチームを組んでみようかな」ときっぱり。違った環境を作ることで、各棋士がそれぞれ成長することが目標だ。