【セリエA】ジェノア 0-1 ラツィオ(日本時間4月20日/ルイジ・フェラーリス)
ラツィオに所属する日本代表MFの鎌田大地が、ジェノア戦で決勝ゴールをアシスト。チームを勝利に導く大仕事をやってのけた。
【映像】鎌田大地が爆速の飛び出し→ダイレクトパスを通した一部始終
3-4-2-1システムの左ボランチで先発した鎌田は、前半から攻守で堅実なプレーを見せると、67分にビッグプレーを披露する。敵陣右ハーフスペースでパスを受けると、右サイドの大外に開いたFWフェリペ・アンデルソンにボールを預け、前方のスペースに爆速で飛び出していく。
鎌田はポケットゾーンでF・アンデルソンからスルーパスを引き出すと、そのままダイレクトで中央に折り返し。MFマティアス・ベシーノがスルーし、最後はMFルイス・アルベルトが右足でゴールを決めた。
2023年夏にラツィオと契約した鎌田だが、マウリツィオ・サッリ前監督の信頼を掴めず今シーズン中盤以降はベンチ生活。しかし、3月下旬に就任したイゴール・トゥドール新監督の下では序列が完全に変わり、この日はセリエAで4試合連続でスタメン。徐々にプレー感覚を取り戻し、ジェノア戦では昨年9月16日のユヴェントス戦以来、実にセリエA29試合ぶりのアシストを記録した。
こうした経緯もあって、日本のサッカーファンは鎌田のアシストに大歓喜。SNSには「鎌田アシストキター!」「折り返し良く上げた」「鎌田選手アシスト嬉しい「これが見たかったんだよずっと」「ナイスランにナイスアシスト」「ポケット侵入から上手かった」「やっと数字がついたぞー」「相手の一瞬の隙をついて一気にギア上げるのが鎌田らしい」「最高のアシスト、何度も観ちゃう」など称賛コメントが目立った。
ラツィオはこの1点を守り切ってジェノアに1-0で勝利。攻守で躍動した鎌田はフル出場している。
(ABEMA de DAZN/セリエA)
【映像】鎌田大地が爆速の飛び出し→ダイレクトパスを通した一部始終