【AFC U-23アジアカップ】U-23UAE代表0-2U-23日本代表(4月20日/ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム)
待望の先制点が生まれた瞬間だった。セットプレーの流れから前線に上がっていたDF木村誠二が打点の高いヘディングシュートを叩き込んだ。勝てば決勝トーナメント進出が決まる重要な一戦でのゴールにファンも喜びを爆発させている。
U-23日本代表はパリ・オリンピック出場とアジア制覇の目標を達成するべく、日本時間16日に行われたU-23中国代表との初戦を1-0で制した。続くU-23UAE代表との第2戦に向けては先発メンバーを7人入れ替えて臨んでいる。
そして迎えた27分に待望の先制点が生まれる。
U-23日本代表が左コーナーキックを獲得すると、キッカーの山田楓喜が上げたクロスはファーサイドへと流れた。しかし、これを回収した山本理仁が左足のインスイングのクロスを入れると、セットプレーの流れから前線に上がっていたCBの木村誠二がドンピシャヘッドで合わせることに成功。ポストに当たったシュートがゴールへと吸い込まれた。
試合の均衡を破るセットプレーでの一撃に、ファンは「ナイスヘッド!!」「山本理仁ナイスクロス!!」「木村の打点が高かった」「ガツガツ行けるし頼もしい選手だな」と、ゴールに絡んだ2選手に賞賛の声が集まった。
なお、このゴールで先制することに成功したU-23代表は、66分にも追加点を奪って2-0の完勝を収めた。グループリーグ最終節を残している中で、いち早く決勝トーナメント進出を決めている。
(ABEMA de DAZN/AFC U-23アジアカップ)