【チャンピオンズリーグ】バイエルン 1-0 アーセナル(日本時間4月18日/アリアンツ・アレーナ)
アーセナルのDF冨安健洋が出足の速い守備で称賛を浴びている。日本代表DFが相手ゴール付近でインターセプトに成功したことで、ピンチの芽を摘んだだけでなく、シュートチャンスにも繋がった。この一連のプレーにファンは「スーパートミー!」と絶賛している。
29分、冨安が好守備を見せた。バイエルンのゴール付近でアーセナルがボールを繋ぐと、FWブカヨ・サカが浮き玉のパスでMFマーティン・ウーデゴールとのワンツーを狙った。しかしこのパスがノルウェー代表MFにとってはやや厳し過ぎるパスだったこともあり、アーセナルはボールを失いかける。
相手につつかれて一度はボールがこぼれかけるものの、それを見逃さなかった冨安が後方から瞬時に反応してインターセプトに成功。再び攻撃を再開させた。日本代表DFのこのプレーがきっかけで、最終的にはウーデゴールがミドルシュートを放ったが、相手にディフレクションした後にGKマヌエル・ノイアーにセーブされている。
冨安のパスカットから生まれた一連のシーンにファンからは、「スーパートミー!」「気が利くプレー!」「どこにでも顔出すじゃん!」「トミすげ」など賞賛の声が上がった。
ただこの日アウェーで勝利が必要だったアーセナルは、決定機を多く作ることができなかった。スタッツサイト『Sofascore』によるとゴール期待値はわずか0.47点で、実際のスコアは0-1で敗北。2試合合計スコア3-2でバイエルンに敗れ、チャンピオンズリーグ準決勝進出を逃した。
なお、このバイエルン戦で86分までプレーした冨安は、続くウルブス戦(日本時間4月21日)を打撲による腫れで欠場している。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)