派閥の裏金事件を巡り、自民党の塩谷立元文科大臣は離党勧告処分を不服として再審査請求したが自民党は「相当の理由が認められない」として却下。党の規約では棄却後10日以内に離党届を提出しなければ除名処分となり、塩谷氏は週明けにも離党すると見られている。
この件について元衆議院議員の宮崎謙介氏は「再審請求が認められるときというのは、新たに事象が出てきたり、不服に対して『この点についてもっと議論してほしい』というのがあれば認められて、もう1回審議するんですけど。新たな情報がなかったということで、淡々とそれが棄却されたということ」と説明。
安倍晋三元総理によって廃止されたキックバックを誰が再開させたのかが焦点となっていたとして、「塩谷さんは『俺じゃないよ』というので不服申し立てをしてた感じだったんですけど、まあそれを別に新たななにかが立証されるわけではなく、この結果になった」と語った。
千原ジュニアが「本人としては『担ぎ上げられて』ということですか?」と質問を投げかけると、宮崎氏は「座長だから責任とってよね、みたいな感じ」と回答して「順調にいったら塩谷さんが派閥の会長になっていてもおかしくなかった。だけど座長ですねって言いながら権限全部5人衆に振り分けられて、なんちゃっての座長だった。だからこういうときだけ『責任取れ』って言われて『俺はおかしい』という風に思っているっていう心中じゃないですかね」と解説。
千原が塩谷氏にも言いたいことがあるのではないかと問いかけると「ありそうな感じですよね。あまりにも潔くないので、これは心の中で『ちょっとおかしいじゃねえか』と思っていると思う」と推察した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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