【WWE】SMACKDOWN(4月19日・日本時間20日/ペンシルバニア)
ベテラン女子レスラー2人の魂がこもった王座戦に、“生意気新人女子”が突如乱入して大暴れし会場は騒然。しかし、高飛車な態度とは対照的な説得力しかない“美し過ぎる圧殺ムーンサルトプレス”に予想外の反響が寄せられた。
WWEで行われた王者ベイリー vs 挑戦者ナオミのWWE女子王座戦は、ティファニー・ストラットンの乱入によりノーコンテストに。先週ベイリーへの挑戦表明をやんわり拒否された“生意気新人女子レスラー”が思わぬ暴挙で、ベイリーの初防衛戦をぶち壊した。
現在は盟友となったベイリーとナオミだが、直接対決ではプライドむき出しの真っ向勝負。王座獲得へ強い気持ちを見せるナオミが、再三新王者ベイリーを追い込むシーンが目立つ。
ナオミが場外へのクロスボディを決めると、ベイリーも歯を食いしばりアナウンステーブルへの『ベリー・トゥ・ベイリー』を決めて攻守逆転し、これから反撃という場面で背後からティファニーが猛ダッシュでベイリーを襲撃。ここでノーコンテストのゴングが打ち鳴らされる。
試合を壊したティファニーはさらにナオミをテーブルに何度も叩きつけ、ベイリーをステップス、ナオミを鉄柱へと激突させ大暴れ。
ラフファイトで痛めつけたティファニーは、これに飽き足らずベテラン2人をリング中央を並べ、いつもの台詞「ティフィー・タイムよ」とともに、軽快にロープを1,2,3とノータッチで駆け上がると得意技『プリティエスト・ムーンサルト・エヴァー』で圧殺。
タイトル戦を台無しにした張本人にも関わらず、元体操選手の肩書きどおりの美しいムーンサルトプレスにファンから「さすがの身体能力」「姿勢が本当に綺麗だ」とのコメントが寄せられたほか「この娘がチャンピオンでよくね?」「この娘上手いなぁ高さが違うわ」と意外にも大絶賛の声が多数。
解説の堀江ガンツ氏も「完全に重鎮2人に世代交代を迫った形ですね…」と“筋肉バービー”の異名でも話題沸騰の新人らしからぬ24歳の凶行を認めざるを得ないという様子だった。
(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)