【MLB】ドジャース10-0メッツ(4月21日・日本時間22日/ドジャースタジアム)
4月21日(日本時間22日)に米・カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで行われたロサンゼルス・ドジャース対ニューヨーク・メッツの一戦で、ドジャース・大谷翔平が、ベンチで同僚と交わした“熱い抱擁”が、日米のファンの間で話題となっている。
1回の第1打席では、積極的に振りにいくも、緩急を上手く使うメッツ先発のエイドリアン・ハウザーの緩い変化球に合わせ切れずに空振り三振に倒れた大谷。続く3回の第2打席では、初球から打ちに行ってファウルとなり、カウント0-1となると、2球目、ハウザーが投じたのは、1打席目で空振り三振を奪ったスライダー。しかしこの1球が、はからずも真ん中やや高めの甘いコースへと入ることに。大谷はそれを見逃さずに一振りで仕留めると、打球は高速でライトスタンドへと一直線に伸びる大飛球に。スタンドが騒然となるなか、打球はそのままライト上段へと着弾し、大谷にとってはMLB通算176号、日本人プレーヤーの通算本塁打数としては単独トップとなるアーチとなった。
ダイヤモンドを一周し、ベンチ前で“ひまわりの種”を浴びるセレブレーションを受けた後で、ハイタッチをしながらようやくベンチの中へと戻った大谷は、少年のような笑顔を見せると、この日はスタメンに名を連ねていなかったキケ・ヘルナンデスが歩み寄ってくるのを見つけ、自らも笑顔で歩み寄ると、なんとも嬉しそうな表情でハグ。ヘルナンデスといえば、17年、北海道日本ハムファイターズからMLB移籍する大谷に対して、当時ツイッター上からラブコールを送った選手としても知られている。また、大谷が入籍を発表した際にもジョークを交えた祝福や、元通訳・水原一平氏の違法賭博問題の会見時に駆けつけるなどして話題となったが、そうした気の置けない仲間からの祝福ハグとあって、その喜びもひとしおといったところ。大谷はさらにリラックスした様子でチームメイトたちからの祝福に応じることとなった。
こうしたベンチでのひとコマに、日米の大谷ファンも大注目。ネット上の野球ファンからは「ここでキケw」「このタイミングでキケはズルいわw」「うわぁー、めっちゃ嬉しそう!」「なんか胸アツすぎてwww」「ホント、キケって大谷と仲良いんだよなw」「キケは大谷好きすぎw」といった様々な反響が巻き起こっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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