【ブンデスリーガ】ホッフェンハイム 4-3 ボルシアMG(日本時間4月20日/プレゼロ・アレーナ)
板倉滉のプレーが引き金となり乱闘騒ぎが巻き起こった。ボルシアMGが敵陣に押し込む展開で、日本代表DFは結果的に相手のカウンターを阻止するファウルを犯した。これに激怒したホッフェンハイム側とシミュレーションを指摘するボルシアMG側で意見が真っ二つに割れ、両軍の選手たちが激しくヒートアップしている。
78分に1点差に詰め寄ったボルシアMGが、ホッフェンハイムから同点ゴールを奪おうと、波状攻撃を仕掛けていた。迎えた81分、ボランチで先発出場していた板倉はセカンドボールの回収を試みたが、その際に味方、相手と接触をしたためファウルの判定を受けた。ホッフェンハイムの選手たちは板倉が75分に1枚目のイエローカードを貰っていたことから2枚目のカードを要求。対して板倉は先にボールへと触れていたとアピールし、腕で相手を突き飛ばすなど激昂した。
リプレイ映像を見返すと、実際に板倉はボールへとアタックをしており、むしろファウルは足を高く上げていた同僚MFロビン・ハックが犯していた。この揉め事でボルシアMGはユリアン・ヴァイグルとトマーシュ・チュワンチャーラにイエローカードが提示されたが、板倉に2枚目のカードが出ることはなかった。
この一連の乱闘騒ぎにファンは「カード乱舞」「板倉ブチ切れ」「板倉キレすぎだろ」「突き飛ばすな」「盛り上がってまいりました」「手出すのはやめとけカード怖い」と、ヒートアップする展開に戦々恐々の様子だった。
なお、この試合は激しい点の奪い合いとなり、89分にボルシアMGが値千金の同点ゴールを決めたかと思いきや、その2分後にホッフェンハイムが勝ち越しに成功。立て続けに主導権が入れ替わる激しい試合展開となった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)