「私は双極性障害Ⅱ型です」「皆様が見てきたこの10年のハヤカワ五味も双極性障害と共にありました」
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双極性障害とは気分が急激に落ち込んだり、かと思えば急に高まったりを繰り返す“心の病”。15日、結婚報告と同時に、双極性障害を10年患っていると公表したハヤカワ五味氏が『ABEMA Prime』で自身の病気との付き合い方を語った。
ハヤカワ五味氏が公表に踏み切った理由は大きく3つ。“自身の再発防止”、“双極性障害への理解促進”、そして“アウティングのリスク回避”だという。
「正直ずっと言うつもりはなかった。アウティングのリスクを感じてから、それであれば自分から話した方が的確だなと。それこそ双極性障害の場合だと、勝手に配慮されて仕事を減らされたりすることもあり得ると思っている。そういったこともあるので自分の口からという感じだ」
ハヤカワ五味氏は19歳頃から双極性障害の症状が出始め、24歳の時に診断を受けた。診断されるまでは、周囲から性格の一部だと思われていた面も、実は症状だったことが分かった。「今までのこの5年間の違和感はこういうことだったのだと、すごく全部説明された感じで、ある意味自分としてはやっとその解決方法が見つかった」と振り返る。
さらに「正直双極性障害の場合は切っても切り離せない部分もあると思う。ここからここまでは自分の範囲で、これ以上は自分が思ってもないような部分だなと切り分けられて、自分としては今の方がすごく過ごしやすいので、本当に早めに気づけてよかったと思った」と続けた。
今後の双極性障害との付き合い方について、ハヤカワ五味氏は「双極性障害は何が原因かはっきりしていないし、放置していても基本的には良くならない。自分の性格の一部として飼いならしていくようなものだと思う」と述べた。(『ABEMA Prime』より)
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