いよいよアイドルグループ、新生B小町が初めてステージに立った。圧巻のライブシーンとセンター・有馬かな（CV：潘めぐみ）の“タイトル回収”とも言うべき名セリフで、「【推しの子】」最終回にふさわしい“神ライブ”になったようだ。
【動画】有馬かなが“タイトル回収”「あんたの“推しの子”になってやる！」（7分27秒ごろ）
「【推しの子】」は、漫画家の赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏がタッグを組み、「週刊ヤングジャンプ」で連載している人気漫画。産婦人科医のゴローが大好きなアイドル・星野アイの息子に転生することから始まる物語だ。2024年7月よりアニメ第2期の放送が控えているほか、すでに実写映像化も決定している。
アニメの最終話にあたる第11話では、B小町がついにステージに立った。センターではあるが、自身を応援する白いサイリウムの光が見当たらず、落ち込むかな。パフォーマンスをこなしながらも、「私のことを見てくれる人は誰もいない」と失意の底にあった。
しかし、客席でアクア（CV：大塚剛央）が全員のメンバーカラーのサイリウムを手に全力でヲタ芸を打つのを見つけて、かなは思わず吹き出しそうになった。ようやく調子を取り戻し、「決めたわ。私がアイドルやってる間に、あんたのサイリウム真っ白に染め上げてやる。私のこと、大好きにさせてみせる。あんたの“推しの子”になってやる！」とひそかに決意。輝くような笑顔でポーズをキメてみせた。
最終話の重要なシーンでかなが作品のタイトルを回収する展開に、心を動かされた視聴者は多いはず。劇中曲「サインはB」の作詞・作曲を務めたシンガーソングライターの大石昌良は放送後、「『ちゃんと見えてる君のサイリウム』という歌詞は実はこのシーンから取りました」とX（旧Twitter）で明かしており、物語とリンクする歌詞も含めて、何度でも見返したいライブシーンだ。
（C）赤坂アカ×横槍メンゴ／集英社・【推しの子】製作委員会
アニメ『【推しの子】』放送回一覧（動画リンクつき）
| 話数 | サブタイ（タップで動画へ） | 見どころ |
|---|---|---|
| 1 | Mother and Children | アイの愛、圧巻の作画 |
| 2 | 三つ目の選択肢 | 見事な重曹の舐めっぷり |
| 3 | 漫画原作ドラマ | ワルカッコいいアクア |
| 4 | 役者 | 『今日あま』作者の涙… |
| 5 | 恋愛リアリティーショー | 色々とガチなぴえヨンダンス |
| 6 | エゴサーチ | 眼前で検索ワード読上げの暴挙 |
| 7 | バズ | あかねの壮絶な演技力… |
| 8 | 初めて | アクア、1話で3人オトす |
| 9 | B小町 | 本気が過ぎるかなPV |
| 10 | プレッシャー | ぴえヨンの地声、ガチイケボ |
| 11 | アイドル | 赤子の頃と変わらぬオタ芸 |
| 12 | 東京ブレイド | 姫川とかな、迫真の掛け合い |
| 13 | 伝言ゲーム | 原作者、脚本家にバチギレ |
| 14 | リライティング | 師匠と弟子の修羅場 |
| 15 | 感情演技 | ホラーすぎるゴローの影 |
| 16 | 開幕 | 迫真の「一緒に殺してあげる」 |
| 17 | 成長 | メルト覚醒！ |
| 18 | 太陽 | ホラーみ溢れるあかね |
| 19 | トリガー | かな覚醒の瞬間 |
| 20 | 夢 | アイが死ななかった世界 |
| 21 | カイホウ | アクアの目から星が消える |
| 22 | 自由 | アイの墓に現れたカミキ |
| 23 | 再会 | ルビー、故郷で絶望の対面 |
| 24 | 願い | ルビーが見せた漆黒の意志 |
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