【AFC U-23アジアカップ】U-23カタール代表 ２－４ U-23日本代表（日本時間４月26日／ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム）
顔面を抑えて、ややオーバーリアクション気味に悶絶した。U-23日本代表のMF松木玖生がボールキープの際に、U-23カタール代表のMFナイフ・アルハドラミをブロックした手が、相手の胸元に当たりファウル。相手は顔面を抑えて倒れ込み、このプレーでイエローカードを提示された。これにはファンからも疑問の声が上がった。
問題のシーンは１－１で迎えた25分だった。MF藤田譲瑠チマが相手のボックス手間右側に位置した松木へ縦パスを入れる。松木はこれを受けると寄せてきたアルハドラミを腕でブロックし、右サイドの方向へターンしたが、手が相手の胸元あたりに当たってしまった。
アルハドラミは大袈裟に顔を抑える素振りを見せると、悶絶してピッチに倒れ込む。このシミュレーション気味のリアクション、そしてカタールの選手たちが肘打ちを主張したことが影響したのか、松木にはイエローカードが提示されてしまった。
この判定にファンは、「今の松木のイエロー、おかしいやろ」「さすがだな中東の笛」「アウェーの洗礼って感じ」「誤審やろ」「顔に当たってないって」「中東の笛はやはりありましたね」「松木玖生にイエローは激痛」「ずっと良いプレーしてるから同点なってからのイエロー結構痛いな」など疑問の声や大黒柱である松木のイエローカードを悔やむ声が挙がった。
41分にカタールGKが悪質キックでレッドカードを食らった関係もあり、日本の大岩剛監督は松木をハーフタイムに下げて退場リスクを回避する手に出ている。
試合はU-23日本代表が、延長戦の末に４－２で勝利。パリ・オリンピックの出場権獲得まで、あと１勝となった。８大会連続の五輪出場がかかった絶対に負けられない準決勝は、日本時間の４月30日だ（パリ五輪出場権を得るのは今大会の１〜３位で、４位はアフリカ大陸とのプレーオフに回る）。
（ABEMA de DAZN／AFC U-23アジアカップ）
