【ラ・リーガ】R・ソシエダ0-1レアル・マドリード(4月27日/レアレ・アレーナ)
歓喜の瞬間かと思われたが、またしても幻のゴールとなってしまった。ソシエダの日本代表FW久保建英が、強烈な右足シュートでレアル・マドリードからゴール。しかしVARの結果、直前の味方のプレーがファウルとなりノーゴールに。これにはファンも「取り消し辛すぎ」「泣きそう」と落胆の様子を見せた。
注目のシーンは0-1とソシエダが追いかける展開で迎えた31分だった。レアル・マドリードが自陣深くでビルドアップを開始すると、ソシエダ攻撃陣がプレスを仕掛ける。GKからMFオーレリアン・チュアメニがボールを受けると、ソシエダのFWアンデル・バレネチェアがプレスしボールを突いた際にチュアメニが転倒。このこぼれ球を拾ったソシエダのFWミケル・オヤルサバルがシュートするもDFに防がれるが、さらにこのボールを久保が拾うと、冷静に相手DFを1人かわし強烈な右足シュートを叩き込んだ。
しかし、ゴール直後にレアル・マドリードの選手が猛抗議。VARチェックが入ると、ソシエダのFWバレネチェアがボール奪取の際に、チュアメニに足をかけたとしてファウルの判定に。この結果、久保建英の同点ゴールは取り消しとなってしまった。
これにはファンも「レアル戦で2連続ゴール取り消し」「ゴール取り消し辛すぎ」「久保のゴール取り消し残念ね」「久保君のゴールが取り消しで泣きそう」「ただシュート良かった」「またタケのゴール取り消しかよーー」「ファールやから仕方ないか…」と落胆の様子がSNSで散見された。
久保は昨年9月にレアル・マドリードのホームで行われた一戦でも幻ゴールを決めており、レアル・マドリード相手に1シーズンで2度の幻のゴールとなってしまった。
試合はレアル・マドリードのFW アルダ・ギュレルにゴールを許したソシエダが最後まで追いつくことができず、0-1で敗戦。久保は相手DFを翻弄する切れ味鋭いドリブルで存在感を放ち、古巣相手にフル出場を達成した。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)