【セリエA】ラツィオ1-0ヴェローナ(日本時間4月28日/スタディオ・オリンピコ)
ラツィオのMF鎌田大地に決定機が訪れた。味方からの裏へのパスに抜け出してボックス内に進出したが、シュートではなくパスを狙って結果的に転倒。その消極的なプレーにファンも「なぜ打たない…」と落胆していた。
鎌田は前節ジェノア戦でアシストを記録するなど好調を維持し、同じくダブルボランチの一角で先発した今節のヴェローナ戦ではナポリとの3節以来のゴールを奪うチャンスが訪れた。
スコアレスで迎えた49分。左サイドに流れたFWタティ・カステジャノスと入れ替わる形で、鎌田は最前線に飛び出す。見事なランニングで相手ディフェンスの背後を取ることに成功してボールを引き出し、そのままボックス内へと進入した。
しかし、日本代表MFはGKと1対1を迎えようとした場面で、シュートではなく逆サイドへの折り返しを狙った。その隙に2人の相手DFに対応されてしまい、このチャンスをモノにすることができず。本人も悔しい表情をのぞかせた。
このシュートを打たなかったプレーにファンは、「鎌田さんおしーーー」「なぜ打たない…」「初めからシュート打つ気があれば打てたな」「シュート打てよー」と反応。絶好のチャンスを逃すプレーに落胆していた。
この場面ではゴールに絡むことができなかった鎌田だが、72分に生まれた決勝点の場面では積極的なボール奪取でカウンターの起点となった。その活躍もあってラツィオは1-0で勝利を収めている。
(ABEMA de DAZN/セリエA)