【AFC U-23アジアカップ】U-23日本代表 ２－０ U-23イラク代表（日本時間４月30日／ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム）
長短を織り交ぜたパスで攻撃を司るだけではなく、自らドリブルで突破する万能さを発揮した。U-23日本代表キャプテンのMF藤田譲瑠チマが相手DF２人を置き去りにする圧巻のボールタッチを披露。これにはファンも「スーパーだ」「最高だよほんと！」と称賛を送った。
パリ五輪出場がかかったU-23イラク代表戦で藤田は、27分に見事なロビングパスで、さらに42分にダイレクトパスでそれぞれゴールを演出して２アシスト。そして78分にはドリブルでも魅せた。
センターサークル付近でルーズボールを拾った藤田は、そのままドリブルで敵陣内まで持ち上がる。中央やや左の位置で相手２人に囲まれるとスピードダウンし、繊細なボールタッチでプレス回避。ボックス右側のFW藤尾翔太にラストパスを送ってチャンスを演出した。
解説を務めた林陵平氏は、「うまーい！ロドリじゃないですか（笑）。ロドリとコヴァチッチを足して割る２した感じですね」とコメント。ワールドクラスとして知られるマンチェスター・シティの両MFを例に挙げて、藤田のプレーを称賛した。
この超絶プレーにはファンも歓喜し、SNSには「スーパーだ」「最高だよほんと！」「上手すぎるよ」「何でも屋さんだ」「姿勢も今のドリブルもめちゃくちゃアルカンタラ感ある」「なんだそのドリブルは笑」「うまっ」「すっご」など感嘆の声が上がった。
試合はU-23日本代表が２－０で勝利し、８大会連続12回目のオリンピック出場を決めた。日本時間５月４日にはU-23ウズベキスタン代表とアジア王者の座をかけて大会決勝を戦う。
（ABEMA de DAZN／AFC U-23アジアカップ）
