【チャンピオンズリーグ】バイエルン2-2レアル・マドリード(5月1日/アリアンツ・アレーナ)
圧倒的な個人の力で組織を完全に崩壊させた。ドイツ代表FWレロイ・ザネがドリブル突破で迫り来るDFをかわし、強烈なシュートを叩き込んだ。このゴールに対して視聴者からは「一人でぶっ壊したなw」などと絶賛のコメントが寄せられている。
53分、ザネのスーパーゴールが生まれた。バイエルン所属MFコンラート・ライマーが、自陣の左サイドでボールを受けると、右斜め前方にボールを持ち運び、右サイドの大外で張るザネにサイドチェンジのボールを送る。ボールを受けたドイツ代表FWは左足でボールをさらしながら仕掛けると、オーバーラップしてくる右SBヨシュア・キミッヒを囮に使ってカットイン。対面するレアル・マドリード所属DFフェルランド・メンディを完璧にかわすと、他のDF陣に寄せられる前にニアへ強烈なシュートを叩き込んだ。
このゴールに対してファンは「頭おかしい」「うますぎたw」「一人でぶっ壊したな」「一人で完結」「えぐいなー」などと大興奮の様子だ。
解説の安永聡太郎氏は「スピードを持って仕掛けてのニアサイドへの見事なシュートでしたね」と賞賛。実況の田中大士氏は「26試合ぶりのゴール、10月28日ダルムシュタット相手に決めて以来という実に久しぶりのゴール、貴重な同点ゴールとなりました」とこのゴールの持つ意味について補足していた。
この日のザネは得点シーン以外でも絶好調の様子で、スタッツサイト『Sofascore』によるとドリブル成功率は4回中4回成功して100%という数字を残している。最終的に勝ち切ることはできなかったが、バイエルンはレアル・マドリードを相手に2-2の引き分けという結果を残した。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)