【WWE】RAW(4月29日・日本時間30日/カンザスシティ)
破壊の限りを尽くした123キロオーバーの巨漢女子レスラーが、入場の際に女の子ファンとの握手を“拒否”するまさかの行動に。女の子が落胆し、愕然とした様子で口をあんぐりさせると、会場からは大ブーイングが起こり、「子供にも厳しいな」「握手してやれよ」など批判の声が殺到した。
週末のドラフト1日目で「SMACKDOWN」移籍が発表されたナイア・ジャックスがRAWでの“暴れ納め”に登場。“女暴君”最後の「RAW」の晴れ舞台も“らしさ”満載だった。
これからのRAW女子タイトル戦線のメインテーマとなりそうな新王者であるベッキー・リンチとリヴ・モーガンの舌戦の最中にナイアが颯爽と登場。観客に大ブーイングを受けると「この最強の私が来てあげてるのに無礼すぎるわよ! 私を生で拝めるなんてラッキーなのよ!」とピシャリ。そんなナイアに、女の子が「握手して」と手を伸ばすと、その手を握るかに見せかけて、まさかのスルー。女の子の気持ちを踏みにじる振る舞いに会場のブーイングはマックスに達した。
一方、握手をして貰えると思った女の子は唖然。そんなファンからも「握手してやれよ〜」「ひどい」「子供にはファンサしろよ」「子供にも厳しい」と批判が殺到。一方では、その徹底したヒールぶりに「すげーブーイングだなw」「やりきってるw」「女子でこれだけのブーイングを集められるとは」と感嘆の声も寄せられた。
先日のバトルロイヤルでの脱落に納得していない様子のナイアだが、全身ブルーのリングコスチュームをまとい、すでに気持ちは青のブランドこと「SMACKDOWN」へと向いていた。(ABEMA/WWE『RAW』)