朝倉未来が「皇治でも勝てる」「朝倉海ぐらいポテンシャルがある」と絶賛する格闘技歴3年無敗の“逸材”が、ついにその実力を披露。朝倉と拮抗のスパーを見せつけると「これは逸材」など驚きの声が広がった。
『格闘代理戦争-THE MAX-』プロデューサーのマッコイ斉藤が朝倉を訪問して参加を打診すると「ああ、あんまり盛り上がってないやつね」と番組をイジりつつも、「しょうがないでしょ、僕が出ないと盛り上がらないでしょ」と参戦を快諾。5月17日に開催される決勝とは別の“スペシャルマッチ”で監督を務めることになった。
「いい選手がいるんで」と、朝倉に呼ばれカメラの前に現れたのは、秋元強真という18歳の金髪の青年。MMA歴3年にして、4戦4勝という好成績を収めており、朝倉いわく「朝倉海ぐらいポテンシャルがある」という逸材だ。
その後、朝倉と秋元はスパーリングを披露。さすがに経験の差からも朝倉が圧倒するかと思いきや、サウスポースタイルの秋元のパンチをかわせない場面もあり、意外にも実力が拮抗している様子。まさかの展開に「これは逸材」など驚きの反応が。
スパーリング後、朝倉は大粒の汗を流しながら「バックボーンなくて3年でここまで完成度が高い選手はみたことがない。自分が18歳のときは暴走族だった時代ですけど、あの強さだったら1つ壊滅できる」と独特の表現で秋元を称賛した。
気になる相手には、同じくスペシャルマッチに出演する皇治推薦のガブリエル……と思いきや「皇治がいいでしょ」とまさかの「選手」で指名。コメントでは「見たい」「朝倉と皇治でいいだろ」と盛り上がった。
マッコイが皇治本人にそれを伝えにいったところ、親指と人差し指で丸を作り「コレ(金)次第でしょ」と、実現可能性は低そうだが……期待はしておきたい。
格闘代理戦争とは、「格闘技界の次世代のスターを生み出す」という目的のもと、第一線で活躍する格闘家が監督となり、各自若手ファイターを推薦して戦わせる格闘ドキュメンタリー。6作目となる「格闘代理戦争-THE MAX-」では、青木真也、岡見勇信&中村倫也、平本蓮、クレレベル・コイケ、イゴール・タナベら豪華メンバーが監督として参加。優勝者には7月の「超RIZIN3」への出場権が与えられる。