【WWE】SMACKDOWN(5月3日・日本時間4日/フランス・リヨン)
元体操・五輪代表の女子レスラーが見せたバク転からのエルボー、さらにリフトして脳天直撃の劇エグ・スラムと流れるような攻撃に場内も騒然。
華麗さと凶暴さが同居するスーパールーキーのギャップある連続技と類まれなプロレスセンスに反響が相次いだ。
フランスでの「Backlash」前哨戦となる「SMACKDOWN」で、ベイリー&ナオミ&ビアンカ・ベレア&ジェイド・カーギル組と、ティファニー・ストラットン&ダコタ・カイ&カイリ・セイン&ASUKA組の8人女子タッグマッチが行われた。この日もWWE女子王座挑戦に意欲を見せる24歳の新鋭ティファニーが躍動。日本人メンバー擁する悪女軍団“ダメージCTRL”と息のあった連携を見せ存在感を発揮した。
元体操選手というバックボーンを持ちフィジカル強者としてパワーとスピードにも定評のあるティファニーは、この日も王者ベイリーを徹底マーク。
ASUKAとタッチしリングインすると、ロンダートとからバク転で繋ぐローリングエルボー、さらに倒立からリフトするトリッキーな動きで、得意とする振り子式高速アラバマスラムを見舞い、ベイリーの脳天をマットに叩きつけた。
美しい攻撃から一転し暴力的な脳天直撃と、ティファニーの二面性を象徴するような流れるようなムーブに、ファンも「さすが体操選手」「ティファニーお見事だな」「アクロバットがきれいだ」「スペースローリングエルボーだ」と、ルーキーの堂々たる戦いぶりに絶賛コメントが相次いだ。
試合は、ビアンカがダコタとの1対1の場面でフィニッシャー「KOD」で落とし勝利したが、ティファニーにとっては、王者ベイリーとナオミの3人によるトリプルスレットマッチを前に他の選手には眼中にない様子。タッグ戦でも終始ベイリーへ噛みつき続けた。
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(ABEMA/WWE『SMACKDOWN』)