【リーグアン】モナコ 4-1 クレルモン (5月5日/スタッド・ルイ・ドゥ)
モナコFW南野拓実のチームを救うプレスバックに観客から拍手が送られた。相手FWに裏を取られ1対2となり絶体絶命のピンチとなった場面で、日本代表FWが献身的なプレスバックでスペースをカバーしてボールを奪ってみせたのだ。これにはファンも「もうMOM南野やろ」と大絶賛だ。
17分、南野が献身的なプレーでチームを救った。守備の場面でモナコDFティロ・ケーラーがスリップしてしまったことで、DF陣の裏のスペースにロングボールが通ってしまう。モナコとしては1対2という完全不利な状態に陥るものの、状況にいち早く気づいた南野が強烈なプレスバックでカバーに入ってボールを奪うことに成功した。決定的なピンチを救ったワンシーンだった。
解説の中山淳氏は「ちょっとディアッタが絞っちゃって、ああ空いてるってなってすぐに気づいて戻れるそのポジショニングもそう(いい)ですよね」と南野の守備意識の高さを絶賛していた。
このシーンにファンからは「守備でも南野」「王の帰還」「一人で試合決めてて草」「素晴らしすぎるだろ」「完全に王様やな」「もうMOM南野やろ」「王の王たる所以を見せていただきました」と称賛の嵐だ。
実況の西達彦氏が「すごいですね、攻守に躍動です」と語るように、このシーンの直前の16分に南野はゴールを決めている。得点という結果だけでは満足せずに、チームのために走る南野は、モナコにとって欠かせない選手だ。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)