【セリエA】モンツァ 2-2 ラツィオ(日本時間5月5日/スタディオ・ブリアンテオ)
ラツィオのMF鎌田大地の右足一閃から生まれた得点に、スタジアムの観客は立ち上がって熱狂した。攻守に躍動する日本代表MFは、モンツァ戦で相手のクリアミスを拾って弾丸シュート。このシュート自体はGKに阻まれたが、FWチーロ・インモービレがこれを超反応で押し込んだ。鎌田から始まった一連の得点シーンに、日本のファンは「実質鎌田のゴール」と大興奮の様子だ。
11分、鎌田の強烈ミドルが起点となり、先制ゴールが生まれた。ラツィオは右サイドからDFアダム・マルシッチがクロス。ニアサイドに走り込んだMFルイス・アルベルトが振り向きながらスルーすると、不意を突かれた相手DFは足先に当てて中途半端なクリアする形となった。
すると、ペナルティーエリア手前に転がってきたボールを日本代表MFがダイレクトで思い切り右足を振り抜いた。強烈な低弾道シュートはモンツァのGKミケーレ・ディ・グレゴリアに弾かれたが強い勢いのままクロスバーを叩き、いち早く反応したインモービレが冷静に流し込んだ。
得点が決まった後、鎌田はすぐさま両手を広げてチームの先制ゴールを喜んだ。ファンからもSNSで、「鎌田のミドルも良いシュートだった!」「鎌田のミドル久しぶりに見たなあ」「凄いシュートだったな」「イーグルショットだ」「地を這うミドルだ」「鎌田さんのミドルえぐすぎ」「もうこれは実質鎌田のゴールだわ」「GKも弾くの精一杯って感じ」など称賛が集まった。
先制ゴールに絡んだ鎌田だが、スコアシートに名前を残すことはできず65分に途中交代。ラツィオは同点に追いつかれた後、再びリードを広げるも試合終了間際の失点で2-2の引き分けで終わっている。
(ABEMA de DAZN/セリエA)