【プレミアリーグ】リヴァプール4－2トッテナム（5月6日／アンフィールド）
リヴァプール対トッテナムの一戦で、今季ベストゴール級のミドルシュートが炸裂した。ボックス手前でパスを受けたMFエリオットは自らドリブルでシュートコースを作ると左足を一閃。名手ヴィカーリオも触れることのできない完璧なコースに超絶ゴラッソが突き刺さった。
前半からトッテナムを圧倒したリヴァプールが後半も波状攻撃をみせる。3-0で迎えた59分にはアンフィールドでの完勝を祝うかのような超絶ゴラッソが決まった。
得点のキッカケとなったのが右SBトレント・アレクサンダー＝アーノルドからのサイドチェンジだ。左SBのアンドリュー・ロバートソンの元へ寸分の狂いもない正確なパスが通ると、スコットランド代表DFはすぐにボックス内へとクロスを供給した。
そのこぼれ球をモハメド・サラーが回収すると、近くにいたハーヴェイ・エリオットへとパス。4月に21歳になったばかりのMFは、ワンタッチ目でトッテナムMFロドリゴ・ベンタンクールのプレッシャーを剥がすと、ドリブルでシュートコースを作ってから左足を振り抜いた。
ボックス外から放たれたシュートはトッテナムGKグリエルモ・ヴィカーリオも触れることのできない完璧なコースに突き刺さった。
ユルゲン・クロップ監督も思わず満面の笑みを浮かべた超絶ゴラッソに、ファンは「眠気吹き飛ぶゴラッソ」「笑うしかない」「サラーの後継者！」「完璧すぎるだろ」とコメント。ベストゴール級の完璧なミドルシュートに大興奮の様子だった。
エリオットはサラーを「師匠」と仰ぐほど尊敬しており、彼のように食生活を見直して怪我へのリスクを抑えているそうだ。その成果が結果として表れており、今シーズンはチームで唯一全試合でスカッド入りを果たしている。今節のゴラッソのように決定的な仕事をする機会が増えれば、本格的にサラーの後釜として計算できる選手になるかもしれない。
（ABEMA／プレミアリーグ）
