【WWE】BACKLASH(5月4日・日本時間5日/フランス・リヨン)
WWE女子を席巻している超生意気な元体操女子の“筋肉バービー”が、フランスのリングでも大暴れ。ゴージャスなリングコスチュームや荒々しさを兼ね備えたファイトスタイルで入場から試合までファンの心をガッチリ鷲掴みすると、場内はチャントで大盛り上がりとなった。
フランス・リヨンで行われたWWEのプレミアムイベント「BACKLASH」で、WWE女子王者ベイリーとナオミ&ティファニー・ストラットンによるトリプルスレットマッチが行われた。「レッスルマニア」で久々に王者返り咲きを果たしたベイリーと、その盟友ナオミの大ベテラン相手にフランスの地でも存在感を残したのが25歳の新鋭ティファニーだった。
ティファニーは、華やかさを争う入場シーンからインパクト満点。いつもの時計を指差す「ティッフィー・タイム」のジェスチャーをしながら太々しい態度で登場したティファニーは、ピンクメタリックのゴージャスなリングコスチュームで登場。
元体操選手の肩書きどおり鍛え抜かれた肉体にファンから「筋肉バービーだな」「すんごい衣装」「ピカピカキラキラ」など驚嘆の声が相次いだ。
試合ではティファニーが2人を同時にジャックナイフで丸め込んだり、ローリングクラッチの攻防に割って入り両足で顔面踏みつけや、アナウンステーブルへのアラバマスラム2連発など、華やかなルックスとのギャップを感じさせる荒々しい技を連発。友好関係にあるベイリー&ナオミと実質2対1の展開でも、試合の主導権を握ってみせた。
試合はベイリーがナオミを丸め込みフォール勝ちを収め辛くもタイトル防衛に成功したが、ベテラン2人が新鋭ティファニーの勢いに終始押される場面が目立つ展開だった。インパクト絶大だったティファニーの躍動ぶりに「年内にチャンピオンになりそう」「スターになりそう」といった期待の声が多かった。(ABEMA/WWE『BACKLASH』)