「朝倉陣営を一人ひとりしばいていきたい」と豪語する人物が『BreakingDown』オーディションに登場。その後、朝倉兄弟に「今やってやるよ」と、直々に凄まれ一触即発の非常事態に発展した。
7日、朝倉のYouTubeチャンネルで、1分1ラウンドで最強を決める『BreakingDown』最新回オーディションの模様が公開された。今回より、1分間で自己PRをして、審査員の朝倉が合格か不合格か即座に決める「1分間オーディション」という企画がスタート。そこに、格闘家・木村“ケルベロス”颯太の右腕を名乗る横山大翔が現れた。
会場に来た動機を「あんな先輩のかわいそうな姿を見て黙ってられへんかった」と語る横山。さかのぼれば、2023年11月、YA-MANがプロデュースする新格闘技イベント『FIGHT CLUB』の会見がきっかけになる。木村が朝倉批判を始めた際、朝倉から「てかお前誰?まず感謝から言えよ。お前らより、知名度も何もかも上の俺らが、お前らのルールに合わせて出てやっているんだよ。俺らが出なかったら全然注目度ないだろ」と“論破”されていた経緯がある。
その後、横山が「お前らの陣営から一人ひとりしばいていかんと気が済まん」と言い放ったところ、突如、朝倉の顔が変わり「俺がやってやろうか?今から」と臨戦態勢モードに。席を立ち上がり「用意しろよ早く」と横山に詰め寄ると、明らかにおどおどとした表情になり「お前とやっても勝たれへんのはわかってる」「経験が違いすぎる」と、会見でのケルベロス同様、小声でボソボソと喋り出した。
それを見ていた瓜田純士から「面白えなあいつ。とりあえず残って」と本戦向けオーディションに“昇格”。「俺はケルベロスの会見の敵討ちをしたい、朝倉未来の陣営だったら誰でもいい」と改めて出場動機を語ると、溝口勇児COOから「じゃあ海君とか?」と提案されると、審査員席側にいた朝倉海が立ち上がり「やるか?」と再び先ほどと同じように横山に詰め寄る展開に。
短時間でRIZINファイター二人に凄まれた横山は、特に手を出すわけでもなく小声で「やってやるよ」と返すのがやっと。それを見ていた未来は、ほほえみながら「可愛げ出てきましたね」と、気になる存在の様子だった。