【セリエA】モンツァ 2-2 ラツィオ(日本時間5月5日/スタディオ・ブリアンテオ)
モンツァのDFジューリオ・ドナーティが痛恨のミスを犯した。試合終了間際、不用意なパスからホームチームが失点。このシーンに視聴者は「罰金を払うべき」と怒り心頭だ。
1-1で迎えた83分に悲劇が起こった。ドナーティが自陣深い位置の右サイドでボールを受けると、味方がいると勘違いしたのか、誰もいないスペースに横パスを送ってしまう。この中途半端なボールに対してモンツァの選手はお見合いしてしまい、ほんのわずかな時間だがリカバーが遅れた。
すると誰よりも早く動き出していたラツィオのMFマティアス・ベシーノが、GKミケーレ・ディ・グレゴリアよりも先にボールに辿り着いてシュート。ボールはゴールネットに吸い込まれていった。
このまさかのオウンアシストに現地イタリアのファンは、「とてつもないミスを犯した」「罰金を払うべき」「3部リーグでもありえないプレー」「何してんだ」などの反応を示した。
ただ、モンツァは90+2分にFWミラン・ジュリッチが劇的ゴールを決めて同点に。なんとか敗戦は避けている。なお、この試合でラツィオのMF鎌田大地は、見事なミドルシュートで先制点を演出し、65分までプレーしている。
(ABEMA de DAZN/セリエA)