【セリエA】モンツァ 2-2 ラツィオ(日本時間5月5日/スタディオ・ブリアンテオ)
やや手厳しいイエローカードに、鎌田大地が猛抗議した。日本代表MFはスライディングでボールを確保しようとしたところ警告の判定。これにはファンも不満げな様子だった。
【映像】これで警告? 鎌田大地が危険タックルと判定された瞬間
45分、鎌田の執念のスライディングが飛び出した。日本代表MFはセンターサークル付近でボールを受けると、ボールを前方に持ち出し中央突破を図る。しかし、後方からミラン・ジュリッチに手を掛けれて体勢が崩れ、ボールがやや前方に伸びてしまったこともあり、モンツァのDFアルマンド・イッツォと五分の状態に。ボールを確保するべくスライディングを敢行した。
鎌田の足はきちんとボールを捉えるものの、イッツォの右足も刈り取る形になってしまい、このプレーがファール判定。最終的に審判からはイエローを提示されている。
鎌田は「押してるだろ!」と言わんばかりのジェスチャーを見せるなど猛抗議し、同僚のルイス・アルベルトも主審に詰め寄ったものの、もちろん判定が覆ることはなかった。
ファンからはこの際どいジャッジに対して、「えー、鎌田にイエローかー」「は?鎌田にイエロー?」「鎌田のファウルになっちまったか」「イエローカードはちょっと可哀想やな」など同情の声が寄せられた。
鎌田はこのモンツァ戦で先制点の起点になる強烈なミドルシュートを放つなど攻守で貢献したが、試合は2-2で痛恨のドロー。35節を終えてラツィオは7位の勝点56で、勝点60の5位アタランタ、6位ローマを追いかける。残り3試合でチャンピオンズリーグ出場権(5位以内)を確保できるか。
(ABEMA de DAZN/セリエA)
【映像】これで警告? 鎌田大地が危険タックルと判定された瞬間