【プレミアリーグ】アーセナル 3-0 ボーンマス(日本時間5月4日/エミレーツ・スタジアム)
ここぞの完璧なタイミングで綺麗に奪ってみせた。アーセナルのDF冨安健洋が、カウンターを食らいかけたシーンで一瞬で身体を寄せると、完璧にボール奪取してスタジアムを沸かせた。これにはファンも「冨安ならではのプレー!」「守備の時の身体の入れ方上手いなぁ」など大興奮した。
注目のシーンは、ボーンマス戦の開始4分だった。左サイドから攻撃を仕掛けるアーセナルは、MFマルティン・ウーデゴールがボックス内ポケットを狙いスルーパス。これに冨安が抜け出すが、これは惜しくも相手DFに対応されてしまった。
その後もボールを拾い攻撃を試みるアーセナルだったが、縦パスをカットされるとドリブルでカウンターを狙われる。MFトーマス・パーテイがこのピンチに素早く寄せると、これを回避するためにボーンマスのFWドミニク・ソランケは切り返した。その瞬間、冨安が死角からプレスバックして一気に寄せると、相手の懐に身体を入れてクリーンにボール奪取。即座にボールを味方に預けると、このプレーにスタジアムのサポーターから大きな喝采が上がった。
解説を務めた林陵平氏は、「素晴らしい。冨安の攻めている時のリスク管理、予防的マーキングは非常にポジションのバランスが良いですし、感覚が素晴らしいですよね」と守備の意識とポジショニングを絶賛した。
このプレーにはファンからも、「冨安ならではのプレー!」「守備の時の身体の入れ方上手いなぁ」「素晴らしいボール奪取」「つっよw」「さすがのディフェンス力」「素晴らしいネガトラ」などSNSでもその守備力に称賛の声が相次いだ。
試合はアーセナルが3-0で快勝。20年ぶりのプレミアリーグ優勝を目指すアーセナルは、残りに2試合を残して1試合未消化の2位マンチェスター・シティと勝点1差で首位をキープする結果となった。次節は日本時間5月13日にマンチェスター・ユナイテッドと激突する。
(ABEMA/プレミアリーグ)