Breaking Downのファイターに対するSNSでの発言が物議を醸した元RIZINガールが、朝倉未来CEOの前で衝撃の直談判。勇気ある発言に朝倉は「格闘技愛がすごい」と理解を示した。
9日、朝倉のYouTubeチャンネルで、1分1ラウンドで最強を決める『BreakingDown12』オーディションの最新回が公開された。今回から新たな試みを始めており、試合参加希望者だけではなく、『BreakingDown』に物申したい人たちを集めるコーナーを設けると、そこに元RIZINガールのHinanoが登場した。
Hinanoは、以前からX(旧Twitter)で、『BreakingDown』出場者らにたびたび苦言を呈していた。「ブレイキングダウンに出た人が勘違いしてデカい顔してRIZINの会場歩いてるの見るとイタって思う。あなたたちは格闘家じゃないですよ」(23年1月投稿)などといった具合だ。
その真意について、Hinanoは「『BreakingDown』に出ている人が格闘家振るのは『え?』と思って発言しただけ」と改めて語る。Xの経緯を知っているであろう朝倉は、「『中途半端な感じでRIZIN出てくんなよ』っていう意見だと思うから、ここじゃなく榊原さん(『RIZIN』CEO)のほう行ったほうがいいと思うんだよね」とHinanoに促す。
それでも言いたいことが溜まっていたのだろう。「練習を頑張っているのもわかっていますし、『BreakingDown』から『RIZIN』のチャンピオンになる方もいると思うんですよね」「別に否定したいわけではなくて、格闘技を知らない人が(『RIZIN』と『BreakingDown』を)一緒にされるのが嫌だなって」と、『RIZIN』を間近で見てきたからこそ意見が溜まっていたようだ。
最後に「否定しているわけではなくて、視聴者に伝えたいだけ」と話したあと、朝倉は「格闘技愛がすごい。こういう人を解説席に入れないと、『RIZIN』は」と、静かなトーンで締めていた。