RIZINで朝倉海と渡り合ったアラン“ヒロ”ヤマニハが、朝倉未来が推薦する18歳と戦うことが決定。キャリアも実力も格上とも見られる人物の登場にファンがざわついた。
17日、「格闘代理戦争-THE MAX-」は決勝戦を迎える。岡見&中村倫推薦の中村京一郎と、イゴール・タナベ推薦のトミー矢野が対戦し、トーナメント優勝者は7月の「超RIZIN3」出場権を獲得するが、それとは別に、スペシャルマッチがいくつか組まれており、朝倉未来が監督として参戦することが決定していた。
朝倉は、MMA歴3年(4戦4勝)の秋元強真という18歳を送り込む。いわく「海ぐらいポテンシャルがある」という逸材だ。そのため、当初は皇治の推薦相手と戦う予定だったが、「皇治がいいでしょ(笑)」と、経験の浅い選手と戦わせることには乗り気でない様子。
結果的に、「RIZINの下の方(の選手)なら勝っちゃう」ということで、朝倉は“現役RIZINファイター”を要望。その結果決まったのが、ホベルト・サトシ・ソウザ、クレベル・コイケなど、RIZINのリングを席巻するボンサイ柔術チームのアラン“ヒロ”ヤマニハ。秋元とは20歳離れており、プロ戦歴は35戦21勝と、キャリアも実力もある格上の選手だ。
それを知った朝倉は「まさかの相手。皇治どころじゃない相手。バンタム級だと上位の選手」と驚きを隠さない。それでも秋元は「強いとは思うんですけど、自分的には一番やりやすいタイプ」と、自信のコメントを残す。勝利予想について朝倉は「半々です。僕の予想では。2回に1回勝つっていうのを本番で持ってこれるか。ヤマニハ選手倒したらRIZINバンタム級がざわつく」」と、“秘蔵っ子”のポテンシャルを信用していた。
コメントでは「これは無理ゲー」「これに勝ったらRIZIN出ても文句ないわ」と強豪の思わぬ登場にざわめいた。当日、秋元は“次世代のスター”として名乗りを上げることができるか。
「格闘代理戦争」とは、「格闘技界の次世代のスターを生み出す」という目的のもと、第一線で活躍する格闘家が監督となり、各自若手ファイターを推薦して戦わせる格闘ドキュメンタリー番組。6作目となる「格闘代理戦争-THE MAX-」では、青木真也、岡見勇信&中村倫也、平本蓮、クレベル・コイケ、イゴール・タナベら豪華メンバーが監督として参加。優勝者には7月の「超RIZIN3」への出場権が与えられる。