【WWE】SMACKDOWN（5月10日・日本時間11日／アンカスビル）
超重量級女子レスラーが、移籍早々大暴れ。123キロを優に超える巨体から繰り出す“殺人ドロップ”で対戦相手を圧倒。ファンも震え上がる”鬼の形相”にも注目が集まった。
WWE「SMACKDOWN」に、ドラフトで「RAW」から移籍してきた女子屈指の巨漢ナイア・ジャックスが登場しナオミと月末の大一番「キング＆クイーン・オブ・ザ・リング」の出場権をかけたトーナメント1回戦で対戦。新参早々ナイアの圧倒的な”肉の壁”から次々と繰り出される暴力祭りに戦慄が走った。
ザ・ロックのいとこで“女アンドレ”の異名を持ち「RAW」のタイトル戦線常連だったナイアが、新天地「SMACKDOWN」へ戦いの場に移した初戦で、問答無用の強さを発揮した。
試合は、ナオミがスピードやベテランらしいロープワークを駆使してナイアを場外に落とすことに成功。トペで突っ込むが相手は123キロオーバーの“肉の壁”。ビクともせずナオミを押し飛ばしてエプロンへ激突させ、ファイヤーマンズキャリーで担ぎ上げて「サモアンドロップ」を炸裂。
マット上でも十分に殺人技であるにも関わらず、硬い床目掛けて落とす凶行にナオミは顔をしかめて悶絶。ファンからも「えっぐい」「うわぁきつう…」「力こそパワー」「あかんて」とため息が漏れる。
危険技のあとは、ムクリと起き上がり、どこか腹の虫の居所が悪いのか、理由はわからないが険しい鬼の形相。圧倒的な”ヒール仕草”に「カメラ目線だ」「良い顔だ」とファンも驚きを隠せない。
このところ女子王者ベイリーと好勝負を繰り広げてきたナオミだったが、圧倒的なナイアのパワーにスピードで対抗し健闘をみせるも、最後はセカンドロープからの尻爆弾「バンザイドロップ」で撃沈。「SMACKDOWN」にやってきたナイアが早くも“怪物”ぶりを発揮した。
（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
