【スコティッシュ・プレミアシップ】セルティックFC 2-1 レンジャーズFC(5月11日/セルティック・パーク)
ファンも思わず疑問の声を上げるシーンだった。セルティックMFオライリーがボックス内で倒された場面で主審はPKとジャッジ。疑惑の判定だったことからVARが介入も、判定は覆らずPKとなった。しかし、これを失敗すると、長く待たされた上での無得点に辛辣なコメントが相次いだ。
前半を2-1で折り返したセルティックが後半開始直後に追加点のチャンスを迎えた。
セルティックMFトミー・オライリーがボックス内で背後からレンジャーズMFモハメド・ディオマンデに押される形で転倒。この接触を受けて主審はPKとジャッジしている。
しかし、接触そのものは緩かったことからVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入し、主審はOFR(オン・フィールド・レビュー)で該当のシーンを再確認。数分にわたって行われた確認の結果、判定は覆らず、セルティックにPKが与えられた。
しかし、これをオライリーが失敗。この試合で大当たりだったレンジャーズGKジャック・バトランドのファインセーブに阻まれてダメ押しのゴールを奪うことができなかった。
この一連の流れにファンは「自分から倒れてね?」「自分でこけたやん」「これPKは少しかわいそう」「足動かしてコケに行ってる」「OFRでも変わらず」「判定変わらずかー」「俺たちはなんていう無駄な時間を」「PK失敗かよw」「そもそもPKじゃないしな」と反応。およそ4分間の中断を経てスコアが動かなかったこともあって辛辣なコメントが多く寄せられている。
このようなPK失敗は相手に流れを渡しかねないが、セルティックは数的優位も活かしてリードを守り切り2-1で最大のライバルレンジャーズに勝利。早くも次節にもリーグ優勝が決定する「王手」の状況に持ち込んだ。
(ABEMA/スコティッシュ・プレミアシップ)