【ブンデスリーガ】フライブルク 1-1 ハイデンハイム(日本時間5月11日/オイローパ・パルク・シュタディオン)
相手の死角から完璧なタイミングで飛び込んだ。フライブルクのMF堂安律が、ハイデンハイム戦で左サイドからのクロスにダイビングヘッドで合わせて先制ゴール記録。ABEMAで解説を務めた元日本代表DFの安田理大氏も、「DFの隙を見抜いた動きだしとヘディングの技術も素晴らしい」と絶賛した。
ゴールレスで迎えた29分だった。フライブルクのDFクリスティアン・ギュンターが、左サイドからクロスを。FWミヒャエル・グレゴリッチュがニアサイドに相手DF2人を引きつけると、堂安がゴール前に空いたスペースにタイミング良く走り込むとダイビングヘッド。相手GKの手を弾いてゴールネットに突き刺さった。
安田氏はハーフタイムにこのゴールを映像を使いながら分析。「クロスが上がってきた時、DFは絶対に目線がクロッサーへいく。マーカーは最初堂安のことを見ていたが、堂安は目線が変わったときにDFの前の一番怖いところに入ってきた。しっかりゴールを見て狙っているヘディングの技術も素晴らしかったと思いますね」とコメント。堂安の動き出しのタイミングと、ヘディングのシュート技術について称賛した。また相手DFを引きつけたグレゴリッチュのおとりの動きも詳細に解説している。
堂安はこのダイビングヘッド弾で今季6ゴール目。ブンデスリーガにおける自己最多記録を更新している。なお、堂安のゴラッソで先制したフライブルクだが、37分に失点して1-1のドロー決着となった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)