【WWE】RAW（5月6日・日本時間7日／ハートフォード）
育成団体から昇格してきたロシア人レスラーの過激な戦いにファンも唖然。デビュー戦から額をパックリ、でも気にせず決めポーズからヒジ爆弾と、過激かつ熱血が過ぎるファイトに「イカれてる」「これは人気出る」と賞賛コメントが相次いだ。
WWE「RAW」で、リコシェとイリア・ドラグノフが対戦。先日育成団体から昇格しこの日がデビュー戦の、新鋭ドラグノフの熱血キャラクターが大きな注目を集めた。
先日のWWEドラフトで育成団体のNXTから「RAW」への指名を受けたドラグノフ。いきなり5月25日に行われる「キング・オブ・ザ・リング」への出場をかけたトーナメント1回戦に抜擢され、最近好調なハイフライヤー・リコシェと名勝負を繰り広げた。
試合開始から身体を全体でフルスイングするクローズライン「コンスタンティン・スペシャル」や、全体重の乗せたダイナミックなセントーンなど、独特の熱血ファイトを見せたドラグノフ。対するリコシェもデスバレーから「ライオンソルト」、さらには「リバース・フランケンシュタイナー」など大技を連発した。
壮絶さを極めたのは、試合後半のせめぎ合いだった。まずドラグノフは倒れた相手に渾身のヒジを叩きつける「Hボム」から、身体全体を使ったポーズを見せ飛び込むがリコシェが空中で迎撃フェイス・バスターの「リコイル」を炸裂。
さらにリコシェがトップロープから仕掛けるが、これをドラグノフが雪崩式スーパープレックスで返すと、なぜかドラグノフの額から血が滴り落ちる。
実況席も「額が割れてますね…」と困惑気味だが、アドレナリン全開で腕をクロスする謎の決めポーズとともに、 沸々とヒートアップしながら追い打ち「Hボム」を炸裂させ、見事リコシェからカウントスリーを奪った。
額から出血しながら鬼の形相でヒジを落とす激アツのキャラクターにファンも騒然。技のエグさも相まって「イカれてるな」「こいつやばい」「え、額割れた？」「これは人気がでるのわかるわ」と驚いた様子。全力ファイトが過ぎることに「みてて心配になるレスラーだ」との声も聞かれた。（ABEMA／WWE『RAW』）
