【WWE】RAW(5月6日・日本時間7日/ハートフォード)
エプロンから場外へのムーンサルトを避けられる”ヒヤリ”とする場面で、日本人女子ヒールが見せたスーパー回避。あまりにも優れた身体能力に「あれをリカバリーするとは…」など驚きの声が漏れた。
WWE「RAW」でイヨ・スカイとナタリアのシングルマッチが行われた。WWE女子王者陥落後、初のシングル戦登場のイヨだがあらゆる場面で格の違いを見せつけた。
5月25日にサウジアラビアで開催されるプレミアム・ライブ・イベント「キング&クイーン・オブ・ザ・リング」への出場権をかけたトーナメントにイヨがエントリーし、WWE女子最古参のベテラン、ナタリアとの技巧を競う展開に。中盤には得意の場外での得意の飛び技で意外なシーンが飛び出す。
ナタリアとのつばぜり合いを制し場外に追いやったイヨはエプロンで「行くぞー、オラー!」とアピールしセカンドロープの反動で「ラ・ケブラーダ」を放つが、これをナタリアがあっさり回避。それを先読みしたイヨは綺麗に着地、その後突進するも相手の老獪なフェンスを使った攻撃でエプロンに激突と流れが悪い。
自爆スレスレを回避し着地した問題の場面。一見すると予定調和の空中殺法を相手が受けずに逸らすヒヤリとする珍しいシーンに、ファンからは「よけた」「よけんなよw」「よけられたー」「場外の飛び技を避けるのは危険だな」という声。一方で「動きに余裕がある」「あれでリカバリーできるのは凄い」とイヨの運動神経の高さに驚く声も多かった。
途中ナタリアの独特のテンポとパワー、丸め込みなど時折みせるトリッキーな仕掛けに手を焼いたイヨだったが、元WWE女子王者の自力を見せ、最後は華麗なムーンサルトプレスでフォール勝ち。解説の堀江ガンツも「イヨ・スカイ、ベルトは落としましたが横綱相撲ですね」と盤石の勝ちぶりを称えていた。 (ABEMA/WWE『RAW』)