「日本人で初めてボブ・サップをKOした」という身長195センチの大男が『BreakingDown12』オーディションに登場。普段は「何発殴られても効かない」という“殴られ屋”の男が陸上の元日本記録保持者という輝かしい経歴を披露すると朝倉未来は「まさにBreakingDownに合ってる」と驚き、瓜田純士も「バケモンだ」と驚嘆した。
【映像】日本人でボブ・サップを初KOした超巨体の「殴られ屋」
13日、朝倉のYouTubeチャンネルで、1分1ラウンドで最強を決める『BreakingDown12』オーディションの最新回が公開。ヘビー級格闘技経験者の組で、「殴られ屋ウルス」を名乗る大柄の人物が現れた。
審査員席の瓜田純士は「サップ西成のパンチも聞いてなかったよね?」と、SNSなどでウルスの存在は知っていた様子。以前はプロキックボクサーだったようで、15年前にボブ・サップにも1RKO勝ちした「初めての日本人」であると自己紹介を行った。
それを聞いていたひな壇の元パンクラス・ライト級1位金田一孝介が「なんで格闘技やめたんすか?」と聞くと、「3分3ラウンドっていうのが自分の身体に合ってなくて。もともと陸上の短距離種目の日本記録上がりでアントニオ猪木さんにスカウトされて……0から100出す力は誰にも負けない」と、次々と見事な経歴を披露する。
この言葉に朝倉は「まさに『BreakingDown』にめちゃくちゃ合ってる」と驚き、瓜田も「バケモンだね」と続いたことでスパーリングなしで本戦出場に進むことが決定。195cmという巨体のウルスに誰が対峙するのか、という問題があったが、「適正体重はライト級ですけど、自分が大きくなってでかい人間を倒したいと思うようになって……やりませんか?」と、先ほどの金田一がいち早く名乗り出る。
コメントVTRでウルスは「パンチの回転は早いですけど、小ぶりなので全然ヘビー級の戦い方ではない。いくら打たれても1発でひっくり返す。3発を1発でひっくり返すのがヘビー級」と自信満々。一方の金田一も「めっちゃ気合い入りますね。1分間殴らせて効かない奴なんですよ。そんなのを倒したら観客湧きますよね」と不敵な笑みを浮かべる。どちらに軍配が上がるのか、注目カードがまた一つ生まれた。