【セリエA】ラツィオ 2-0 エンポリ(日本時間5月12日/スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ)
チームメートが挙げた殊勲の決勝ゴールに、ラツィオに所属する日本代表MFの鎌田大地も満面の笑顔で祝福した。コーナーキックからネットを揺らしたスペイン人DFのパトリックの元にチームメートが駆けつける。さらに、遅れてやってきた鎌田とはお互いに笑みを浮かべながら熱い抱擁をすると、ファンは「仲良さそうだな」「雰囲気とても良さそうで何より…」と思わずほっこりしたようだ。
注目シーンは、ゴールレスで迎えた前半アディショナルタイム。左コーナーキックを獲得したラツィオは、MFマッティア・ザッカーニがニアに蹴り込んだクロスボールにパトリックが飛び込む。GKが処理する手前で、ライダーキックのような形からボールを押し込んだ。
ゴールを決めたパトリックは看板を飛び越えてゴール裏のサポーターたちの元へ。胸のエンブレムを引っ張りながらキスするなど喜びを爆発させた。そこにMFマテオ・ゲンドゥージらチームメートたちが駆けつけて祝福した。
遅れてやってきた鎌田は両手を広げて待ち構えると、パトリックはその手にタッチして見つめながらハグ。さらに首にキスもするなど、2人の仲の良さが垣間見れた瞬間だった。
さらに試合後には、鎌田が自身のインスタグラムを更新。パトリックと抱擁している写真を投稿すると、パトリック本人が「我が友よ」とコメント。この投稿もラツィオ・ファンを中心に拡散されている。
ゴール後の反応には日本のサッカーファンも反応。SNS上では、「鎌田はパトリックと仲良さそうだな」「パトリックさんの鎌田とのハグなんとも言えない素敵さだな」「パトリックと鎌田の抱擁シーンとても良いな」「鎌田とハグうれしい!」「そんなに仲良かったのか」「鎌田が満面の笑顔でパトリックと抱き合ってる… なんか感動」「ゴールシーンで鎌田選手がチームに溶け込んでいるのがよく分かった」などのコメントが目立つなど、やりとりにほっこりするファンが目立った。
パトリックのゴールで先制したラツィオは、89分にも追加点を奪い2-0で勝利。先発した鎌田は88分までプレーし、現地メディア『Laziochannel.it』では「あらゆる観点で完璧に近いパフォーマンスだった」と高く評価された。
(ABEMA de DAZN/セリエA)