スタッド・ランスの伊東純也、モナコの南野拓実という日本代表アタッカーが、フランスのリーグアンで“アシスト王”に輝く可能性を残している。
伊東は5月11日のブレスト戦で、25分に見事なピンポイントクロスで先制ゴールをお膳立て。リーグアン公式Xに「アメージングなアシスト」と称賛され、サッカーファンからもケヴィン・デ・ブライネやデイビッド・ベッカムに喩える声が出るほどの神アシストだった。
一方で、南野は5月5日のクレルモン戦で、87分にチーム4点目をお膳立て。「あとは決めるだけ」というパスで、こちらも完璧なアシストだった。5月13日のモンペリエ戦は累積警告の出場停止により欠場している。
これで伊東は今季7アシスト目、南野は今季6アシスト目。リーグアンのアシスト・ランキングは、現段階で以下の通りとなっている。
8アシスト:ウスマン・デンベレ(パリSG)、アンヘル・ゴメス(リール)、ロマン・デル・カスティージョ(ブレスト)
7アシスト:キリアン・エンバペ(パリSG)、伊東純也(スタッド・ランス)
6アシスト:南野拓実(モナコ) 他6人
リーグアン最終節は日本時間5月20日だが、パリSG、ニース、マルセイユ、スタッド・ランスは5月16日に32節順延分を予定。つまり南野は残り1試合、伊東は残り2試合で再び決定的な働きができれば、アシスト王の栄誉に浴する可能性があるのだ。
ちなみに、リーグアンの日本人選手だと、2005-2006シーズンにル・マン所属のMF松井大輔が8アシストを記録。ただ、同シーズンのアシスト・ランキングでは6位タイだった。伊東と南野がアシスト王になれば日本人初の快挙となる。
残り試合は、伊東が5月16日のマルセイユ戦と5月20日のレンヌ戦、南野が5月20日のナント戦。2人はここでアシストを積み上げ、日本人初のリーグアン・アシスト王に輝くことができるのか。要注目だ。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)