岸田総理はゴールデンウィークにフランス、パラグアイ、ブラジルと3泊6日の超弾丸外遊を敢行した。フランスではフランス史上最年少の首相となるガブリエル・アタル氏と会談。そこで手渡した「ドラゴンボールこけし」が話題となっている。
同製品を販売する卯三郎こけしの岡本弘行常務は「ドラゴンボールこけしはこの3タイプだけ。こけしのフォルムから逆算してクリリンと亀仙人が採用されました」と説明して「今回のニュースが報じられてから悟空とクリリンはすぐに完売。手土産に選んでいただいてありがたいですね」と喜んだ。
「巨大こけし」が有名な宮城鳴子温泉の岩下こけし資料館の遊佐妙子代表はドラゴンボールこけしについて「大きく分けて伝統こけしと創作こけしと2つに分けられる」として「創作こけしの場合はまったくの自由なので、発想もすごい。あれを作られた工房自体がすごく技術力があるところだと思う。すごくキレイにできていますよね」と高く評価した。
国際政治学者の舛添要一氏は『ドラゴンボール』の作者、鳥山明氏が他界した際のフランスの反応が非常に早かったとして「鳥山先生が亡くなられたときに、フランス大統領マクロンでドラゴンボールの写真とともに『追悼します』とすぐに出ましたから」と解説。
「相当人気があったので、そこはフランス国民の心を掴むという意味では、ドラゴンボールのこけしはよかった」と、岸田総理の贈り物を評価した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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