【プレミアリーグ】ルートン・タウン 2-4 フラム(現地時間5月20日/ケニルワース・ロード)
シュートコースに入りブロックする準備はできていたが、またも寄せが甘かったようだ。ルートン・タウンに所属する日本代表DFの橋岡大樹が、相手のシュートチャンスに対応するもゴールを許した。これには海外ファンから厳しい声が挙がっている。
プレミアリーグ最終節のフラム戦、ゴールレスで迎えた43分だった。味方GKのフィードをカットされ攻め込まれたルートン・タウンは、グラウンダークロスからペナルティーエリア手前でFWアダマ・トラオレにボールを渡してしまう。
これにいち早く対応した橋岡は、強靭なパワーとスピードを兼備するトラオレに対してボールに強く寄せるのではなく、突破も警戒してか前方を塞いだ。しかし、これにより相手との距離を取りすぎると、トラオレがボレーで右足一閃。橋岡の左足スレスレの地を這うシュートがルートン・ゴールに突き刺さり、先制ゴールを許してしまった。
橋岡は今年1月のルートン・タウン加入以来、失点シーンに絡んでしまう回数が多く、今回のようなシーンがプレミアリーグで散見されてきた。対峙したトラオレはリーグ屈指のフィジカルを誇り、寄せすぎるとスピードとパワーで剥がされる危険性があったため距離を取ったのだろうが、結果的には裏目に出てしまった。
この失点シーンに海外のファンからは、「なんでいつも寄せが甘いんだ」「プレミアのレベルじゃない」「冗談だろ」「なぜ契約した?」「何やってるんだ」などSNSで厳しい声が散見された。
ルートン・タウンは最終的にフラムに2-4で敗戦。プレミアリーグ18位となり1シーズンでの降格が決まった。橋岡は3月の初出場から計10試合に出場したが、幾多の失点関与に2つのオウンゴールを喫して、出場試合のチーム成績は1勝8敗1分。プレミアリーグのレベルの高さに苦しむシーズンとなった。
(ABEMA/プレミアリーグ)