【リーグアン】スタッド・ランス 2-1 レンヌ(日本時間5月20日/スタッド・オーギュスト・デローヌ)
今シーズンのリーグアン最終盤に美しいダイレクトボレーが炸裂した。伊東純也のCKからのクロスのこぼれ球を左SBのセルヒオ・アキエメが見事な一撃を沈めてスタッド・ランスがレンヌに勝利。このゴラッソには選手もファンも大興奮の様子だった。
今冬にアルメリアからスタッド・ランスに加入したアキエメは、デビュー戦となったトゥールーズ戦で挨拶代わりのゴールを記録。そしてシーズン最終節でもファンを大興奮に包み込む見事なゴラッソを叩き込んだ。
スタッド・ランスは1-0とリードして迎えた80分にコーナーキックのチャンスを獲得。チームアシスト王の伊東が、ボックス内に鋭いクロスを上げた。
このクロスボールは相手守備陣に跳ね返されたが、そのこぼれ球がボックス外に構えていたアキエメの下へ。左足の精度に自信のあるレフトバックは、迷わず利き足を振り抜く。アウト回転がかかったボールはドライブしながら、相手GKが反応できない完璧なコースに突き刺さった。
これには伊東をはじめスタッド・ランスの選手たちやスタジアムを埋め尽くしたサポーターたちが、感情を爆発させて大喜び。勝利を決定づける一撃を試合会場全体で祝った。
ファンもこの一撃に、「ゴラッソ!」「すごいの決めたな」「アキエメやるな」「素晴らしい」「ドライブシュート」「アウトにかけたね」と、伏兵の一撃に驚きと興奮の様子だった。一方、相手に当たっているためアシストにはならなかったが、「実質伊東」「ボールが秀逸だった」など伊東に対する翔さんも出ている。
なお、最終的にスタッド・ランスは2-1でレンヌに勝利。リーグアン9位でシーズンを終え、伊東は計7アシストでチームアシスト王(リーグアン全体でも4位タイ)となっている。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)