【プレミアリーグ】アーセナル 2-1 エヴァートン(日本時間5月20日/エミレーツ・スタジアム)
アーセナルのFWカイ・ハヴァーツがプレミアリーグ優勝を逃した悔しさで、試合後のピッチ上で目に涙を浮かべた。あまり感情を表に出さないドイツ代表MFが目を滲ませたシーンに対して、ファンも感動していたようだ。
運命のプレミアリーグ最終節。40分に失点したが、43分に冨安健洋、89分にハヴァーツがゴールを挙げて、アーセナルはエヴァートンを2-1で撃破した。ただ、同時刻開催の裏カードでマンチェスター・シティがウェストハムを下したため、勝点2差で準優勝となった。
最終的にクラブ史上最多の28勝を積み上げながらわずかな差で20年ぶりのプレミアリーグ優勝を逃し、試合後のピッチでうなだれるアーセナルの選手たち。その中でハヴァーツはガックリとして腰を落として下を向き、目に涙を浮かべていた。
このシーンにはアーセナル・ファンも感化。SNSには「普段はシャイなハヴァーツが、最後に座り込んで涙を落としてたのを見るとこっちも泣きそうになる」「最後の涙見てほんとに泣きそうになっちゃった」「ハヴァーツの涙で全部持ってかれた」「心打たれた」「つられて涙が溢れてきた」「もらい泣きした」「来季はハヴァーツのユニ買おう」「アーセナル愛を感じた」「普段は飄々としてるけど、内に秘めた闘志は並々ならぬ物があるよな」などの書き込みが目立った。
ハヴァーツは2023年夏に移籍金6500万ポンド(約130億円)で、同じロンドンに本拠を置くライバルのチェルシーからアーセナルに加入した入団1年目の新戦力。シーズン当初はインサイドハーフ、終盤戦は主にCFを担い、13ゴール・7アシストと大きな違いを作り出した。ハヴァーツのみならずアーセナルの選手たちは今シーズンの悔しさを胸に、来シーズン再び全力でタイトルを目指すことだろう。
(ABEMA/プレミアリーグ)