【明治安田J1リーグ】FC東京 1-1 横浜F・マリノス (5月19日/味の素スタジアム)
日本時間5月26日にAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝を控えている横浜F・マリノスに激震が走った。上島拓巳と渡邊泰基の両CBの頭同士が激しく衝突し、両者ともに起き上がることができなくなってしまったのだ。これにはスタジアムも一時騒然となった。
横浜FMは5月26日にAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝を控えている。重要な試合が控える中でFC東京との試合でアクシデントが発生してしまった。
横浜FMが1-0とリードして迎えた32分、相手からの背後へのボールに上島拓巳と渡邊泰基の両CBが対応。しかし、その際に2人の頭部が激しく接触してしまい、そのままピッチに倒れ込んでしまっている。
この緊急事態にFC東京MF松木玖生もすぐにメディカル班をピッチに入れるように要求。スタジアムの雰囲気は騒然となった。
これにはファンも「これは危ねぇ」「大丈夫か?」「えっ動かないんだが」「泰基大丈夫?」と心配している様子だった。
治療の結果、上島は問題なかったようだが、渡邊は脳震盪のため途中交代に。現在、横浜FMはCBに負傷者が相次いでおり、今節は本職CBの選手がベンチに誰も入っていなかった。そのため渡邊がベンチに下がって以降は、中盤の喜田拓也が最終ラインに下がってプレーしていた。
試合後のインタビューで渡邊の容体を問われたハリー・キューウェル監督は「終わったばかりで詳細はメディカルから聞いていないが病院に行った。大きな問題にならないことを祈っています」とコメント。大事に至らないことを祈るばかりだ。
(ABEMA/明治安田J1リーグ)