【リーグアン】スタッド・ランス 2-1 レンヌ(日本時間5月20日/スタッド・オーギュスト・デローヌ)
スタッド・ランスのFW伊東純也の絶妙なアーリークロスが決定機を演出した。タッチライン際でボールを持った日本代表FWは、対面したDFをドリブルで抜く前に右足を一振り。あとは押し込むだけの絶妙なクロスを届けたが、このチャンスを味方がフイにしてしまった。
リーグアン最終節のレンヌ戦、スコアレスで迎えた45分だった。右サイドのタッチライン際でボールを持った伊東は、得意のドリブルで持ち運ぶのではなく、相手DFからすると読みづらいタイミングでのアーリークロスをボックス内に供給。これがチームメイトの背中に当たったことで少し軌道がズレると、ゴール前でフリーだったMFマーシャル・ムネツィの元に届いた。
あとは押し込むだけという決定機だったが、レンヌのGKスティーヴ・マンダンダがビッグセーブ。スタッド・ランスからすると、痛恨の決定機逸となってしまった。
これにはファンから「なかなかチャンスが来ない展開で、ここぞというタイミングを逃さないとこ本当すごい」「アシスト未遂やん」「頼むよマジで」「決定的クロスをあげる純也さんさすが」「まじか」「うそーん」「アシスト王のタイトルが…」などの声が出るなど、ガッカリな様子だった。
『Opta』のデータによれば、伊東の決定的創出19回は今季のリーグアン最多。ただ、アシストは7(リーグ4位タイ)で、決定機がゴールに繋がらなかった数は「-12」で、これまたリーグアン最多だ。チームメイトの決定力がもう少し高ければ、アシスト王に輝いていた可能性は十二分にあった。
スタッド・ランスは結局、2-1でレンヌ勝利。2023-2024シーズンをリーグアン9位で終えている。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)