【セリエA】インテル 1-1 ラツィオ(日本時間5月20日/ジュゼッペ・メアッツァ)
ラツィオのMF鎌田大地が、セリエA優勝を決めている王者インテルの試合で躍動した。相手DFの間をスルスルと抜ける圧巻のドリブルから、3人に囲まれながらラストパスを供給したのだ。
32分に豪快な左足ミドルシュートで先制点を決めた鎌田は、その直後にもチームメイトとのコンビネーションでゴールに迫った。
35分、ハーフウェーライン付近でインテルのパスをカットした日本代表MFは、そのままドリブルで前進。2人の相手DFを引きつけるとその間をスルスルと抜けるドリブルで打開。最後は3人に囲まれながらMFマッティア・ザッカーニへとラストパスを出した。
パスを受けたイタリア代表MFのシュートは惜しくもサイドネットを直撃したが、2人の好連携でゴールに迫った場面だった。
実況を務めた北川義隆氏は「鎌田とザッカーニ、トゥードル監督になってからこの2人のコンビネーションも生まれてくるようになりました」とコメント。解説の細江克弥氏も「ほんとそうですよね」と同意している。
マウリツィオ・サッリ前政権時は、鎌田とザッカーニの間で連携が上手くいかない場面が多々あった。それから約半年の時が経ち、イゴール・トゥードル現監督のもとで2人は躍動している。
セリエAはこれで37節を消化。最終節でラツィオは、日本時間5月27日にサッスオーロと対戦する。
(ABEMA de DAZN/セリエA)