【セリエA】インテル 1-1 ラツィオ(日本時間5月20日/ジュゼッペ・メアッツァ)
まさに“絶景”だった。今シーズンのセリエA王者インテルの本拠地ジュゼッペ・メアッツァが、見事なまでのコレオグラフィーに包まれた。360度すべての角度から見ても広がる圧巻のコレオに、名物実況解説陣も「ここまで凄いものを見たのは初めて」と感動している。
今季のインテルは2位ミランに20ポイント近くの差をつける圧倒的な快進撃で、3シーズンぶり20回目のセリエA優勝を決めた。33節にすでにスクデットを決めていたが、ホーム最終戦となった37節のラツィオ戦の試合前に、サポーターが優勝を祝う壮大なコレオグラフィーを用意する。
見渡す限り360度すべてのスタンドが圧巻のコレオグラフィー。クラブのエンブレムをはじめインテルにまつわるあらゆるメッセージが込められた見事な演出だった。
これにはイタリア在住経験のある実況の北川義隆氏も、「これほどまでのコレオグラフィーは初めて見ましたね」とコメント。解説の細江克弥氏も「360度でこれは凄いですね」と、名物実況解説陣も唸る圧巻のクオリティーだった。
これにはSNS上のファンも、「インテルのコレオが世界一ぃぃぃ」「半端ない」「いたい!ここに!」「素晴らしい!」「芸術劇場サンシーロ」「マジですげー」「なんて美しいんだ」「一生ものだ」「30年以上もインテルを応援しているが、クラブ、チーム、サポーターがこれほど一致団結していたことはない」など、広がる絶景に大興奮の様子だった。
なお、試合は32分にラツィオがMF鎌田大地の弾丸ミドルシュートで先制。ただ、インテルも82分にDFデンゼル・ドュムフリースが同点ゴールを挙げ、1-1のドローに終わっている。
(ABEMA de DAZN/セリエA)