【リーグアン】スタッド・ランス 2-1 レンヌ(日本時間5月20日/スタッド・オーギュスト・デローヌ)
スタッド・ランスの伊東純也が悪質タックルに襲われた。パスを受けた日本代表FWに対して、相手MFは最終的に足を引っ込めたとはいえ完全にアフターのタイミングでアタック。伊東も思わず吹っ飛ぶ悪質なプレーに、本人もファンも怒りを露わにしている。
リーグアンではリーグ屈指のチャンスメイカーとして警戒されている伊東。それが良くわかる場面が最終節のレンヌ戦で見られた。
スコアレスで迎えた31分、足下にパスを受けた伊東は、ドリブルで前進できるような形でボールをコントロール。それに対してレンヌのMFエンゾ・ル・フェがタックルを敢行。しかし、これがボールではなく伊東の足へのアタックとなったため、主審は笛を吹いてファウルの判定を下している。
タックルを受けた伊東も思わず吹っ飛び、右手を上げて「ふざけんな!」とジェスチャーして珍しく激昂した危険プレー。しかし、タックルの直前にル・フェが足を引っ込めていたことが悪い印象を和らげたのか、主審からイエローカードは出なかった。
足裏を見せておりあわや大怪我に繋がりかねない悪質タックルには、ファンも「ノーカードはねえよ」「大丈夫?」「この野郎」「危ねえよ」「ふざけんな」と判定に納得がいかない様子だった。
この試合で伊東はチーム2番目に多い4回ものファウルを受けるなど、レンヌから最大級の警戒を受けていた。その中でも強引な爆速ドリブルで突破してチャンスを作るなど好プレーを連発。シーズン最終節で2―1の勝利に大きく貢献している。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)