【プレミアリーグ】アーセナル 2-1 エヴァートン(日本時間5月20日/エミレーツ・スタジアム)
アーセナルは悲願だった20年ぶりのプレミアリーグ優勝を果たせなかった。しかし、優勝の可能性を残していた最終節のエヴァートン戦で同点ゴールを記録した日本代表DFの冨安健洋には、現地メディアから大絶賛が送られている。
0-1で1点追いかける展開だった43分、冨安が値千金の同点弾を決めた。MFマーティン・ウーデゴールが右サイドから折り返しのマイナスのクロス。左SBながら敵ゴール前に詰めていた冨安が反応し、右足で左隅に豪快なシュートを叩き込んだ。
冨安はまず左SB、後半途中からCBに入って守備でも安定したプレーを見せ、2-1の勝利に貢献。そんな日本代表DFに対してスタッツサイト『Sofascore』は、個人採点で「7.7点」という高得点をつけている。
また英メディア『football london』は、チーム最高の採点8点をつけたうえで、「意外にもアーセナルで最も脅威的な攻撃陣のひとりだった。ゴールを決めたが、もう少し決められたかもしれない。終了間際には左センターバックを務めるなど、多才ぶりを発揮した」などと高く評価した。
さらに英紙『Evening Standard』も「左サイドバックから積極的な攻撃を見せ、冷静にゴールを決めた」と評して、選手採点ではこちらもチーム最高の8点をつけている。
最終的には2ポイント勝点で上回るマンチェスター・シティが、最終節のウェストハム戦に3-1で勝利したため、アーセナルは優勝を逃した。それでもこの大一番で冨安が攻守で躍動したことは、現地報道から見ても間違いない。
(ABEMA/プレミアリーグ)