セミの寿命“短命”説は「人間のエゴ」ーー。マツコ・デラックスがセミの生涯について聞き、「セミに失礼よ」と言い切る一幕があった。
5月24日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)では、視聴者から寄せられた「春になると自動販売機になると『あったか〜い』が消えますが、街にはあれだけ自動販売機があるのに表示を変える瞬間を見たことがありません。ほかにはセミの幼虫は何年も地中にいるというのに、幼虫が出てきたのを見たことがありません。遭遇してもいいはずなのに、なぜか見たことがないものありますか?」という質問が紹介された。
これを受け、マツコが「セミの幼虫ってどういう状態で出てくるの?」と素朴な疑問を投げかけると、有吉はセミの羽化について説明しつつ、「でもセミって1週間の命で儚いねなんて言うけど、地中では7〜8年生きてらっしゃるんだよね。結構寿命長いですね、みたいな」と言った。マツコは知らなかったようで「そんなに生きてるの!?」と驚いた。
「セミの寿命は約3〜17年。幼虫として約3〜17年ほど土中で生き、成虫は数週間だけ地上で生きる」と番組が紹介すると、マツコは「本当に最後の死に際をアタシたちが見ているだけで、主に地中生物なのね。これ人間のエゴよね、地中で生きてるのを生きてると見なしてないのはね。これはとってもセミに失礼よ!」と言い、有吉も「失礼だね。地道に生きてらっしゃる」と同調していた。
(『マツコ&有吉 かりそめ天国』より)