【ラ・リーガ】レアル・ソシエダ ０－２ アトレティコ・マドリード（日本時間５月25日／レアレ・アレーナ）
バチバチにやりあった。レアル・ソシエダのMF久保建英が、ラ・リーガ最終節でアトレティコ・マドリードのFWアントワーヌ・グリーズマンに激しくタックル。その後に足をかけられ一触即発となったが、ともに大人らしく振る舞った。これにはファンも「手を差し伸べる風で差し伸べない」「バチバチにやり合ってて良き」と反応を見せた。
久保とグリーズマンはこの試合で何度か激しいデュエルを展開。そんな中で迎えた82分、スローインから敵陣右サイド深くでボールを受けた久保は、ボックス内へゆっくりとドリブル。相手２人に対して向かっていくと急に足を止め、相手の動きを観察する。最後はトゥーキックでパスを試みるも引っ掛けてしまい、ボールはグリーズマンが拾った。
すると久保は、後ろから激しくタックル。グリーズマンはこれを受けて倒れたが、足を上げて久保は上半身から転倒する。お互いに激しくやり合うも、睨み合いとまではならず、あくまで大人の対応を続けた。
この一部始終にファンが注目。SNSには、「手を差し伸べる風で差し伸べない」「バチバチにやり合ってて良き」「やり合ってるけど静かな感じ良いな」「久保への対応が一番うまいのグリジなの、ホント草です」「グリーズマンをぶっ倒す久保建英」「グリーズマンも久保も頭の良い選手って感じの振る舞い」「マジで久保建英vsグリーズマンになってるわ」「タケとグリーズマンがバチバチにやり合ってるけど、荒ぶってなくてプロって感じで良いな」などの書き込みが目立った。
試合は結局、ソシエダが０－２でアトレティコに敗戦。久保はラ・リーガ30試合に出場し、７得点・４アシストで2023-2024シーズンを終えた。なお、ソシエダはチーム解散前にジャパンツアーを敢行し、５月29日に東京ヴェルディと国立競技場で対戦する。
（ABEMA de DAZN／ラ・リーガ）
